○年後の自分に感謝されるライフスタイルの作り方:自己成長の秘訣

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沖縄旅行と在宅医療未来道場への参加

沖縄での学び

この週末、私は沖縄で第6回「今すぐ役立つ!在宅医療未来道場」に参加しました。コロナの影響で5年ぶりの開催となり、非常に貴重な機会でした。在宅医療の未来について真剣に語り合い、個々に何ができるかを2日間考えました。参加者たちは全国から集まり、それぞれの地域での経験や課題を共有し、より良い在宅医療を目指すための方法を模索しました。

今回は2日間とも雨だったのですが、沖縄の人の優しさと物事の捉え方からみられたゆったりとした環境は、私たちの議論をさらに深め、リフレッシュするのに最適でした。また、いまみら道場が終わってから友人と訪れた場所で沖縄の文化と触れ合いながら、在宅医療の未来について考えることができたのは、非常に有意義な経験でした。

未来の在宅医療に向けて

今回の勉強会では、全国から100名の未来を考える医療者が集まり、在宅医療の未来を共に考えました。私たちは、日ごろの困難ケースを元にどのようにより良い在宅医療を提供できるかについて具体的なアイデアを共有しました。そもそも一人一人の人生観が違う生活の場所に在宅医療はお伺いしています。その中でいろんな人の意見を聞きながら、人生終盤に向かう在宅介護のチームの一員となるのが在宅医療。患者さんと家族の未来を見据えて寄り添うことの重要性を再確認しました。在宅医療は患者さんの生活の質を向上させるために重要です。これから在宅医療を選ぶ人、選ばざるを得ない人が増えてきて医療者も様々なケースに戸惑うことがあるかもしれません。在宅医療に携わっている人たちで今までの経験を話しながら、様々なケースに対応できる医療者が全国に増えていけば、日本の在宅介護は安心の場所になって行きます。松山で患者本位の在宅医療を行っているゆうの森理事長の永井康徳先生に直接会って話を聞けたことは私にとってこれからの訪問看護にいかせる経験でした。

未来志向のアドラー心理学と在宅医療

アドラー心理学の未来志向

アドラー心理学は未来志向の心理学であり、この勉強会のテーマは『私たちの未来は私たちが創る』です。アドラー心理学を学ぶ私にとってこの未来を考える在宅医療の勉強会は非常にマッチしていました。アドラー心理学を在宅介護に活かし、皆が幸せに介護できるようにすることが私の目標です。未来を見据えたアプローチを学び、実践することで、在宅医療の質を高めることができると確信しました。

過去の事例分析とその限界

学会やケースカンファレンスでは、過去の事例を振り返り、良かった点や失敗を分析して次に活かすことが主な目的です。これは医療の成長においては必要な過程であり、友好的な勉強方法であることは私自身もこの勉強によって知識を深めてきたのでわかっています。しかし、解決できなかった問題や集まった人の中から見つけられなかった解決方法もあり思いもつかなかった視点に広がるのは難しいです。過去には思い込みのバイアスがかかっており、経験したことだけが検証対象だからです。

いまみら道場でのアプローチは、未来を見据えた視点から患者本位の問題を解決する方法を遺留の目線で探るものでした。これにより、新しい視点で問題を捉え、解決策を見つけることが可能になります。

未来の在宅医療への展望

困難ケースから学ぶ

今回のコースでは、困難ケースの事例をもとに、在宅看取りを希望する人に対してどのようなアプローチが最適かを話し合いました。共通点や問題点を見つけ出し、より良い医療を提供するためのパターンを探しました。在宅医療の現場で直面する様々な課題は誰にとっての課題なのか?その課題の困っている人は誰なのか?その中心の人の真意はなんなのか?に対し、多職種で協力しながら解決策を見つけるプロセスは非常に有意義でした。言葉に出来ること、出来ない事、見えているもの、見えていないもの、それぞれを考察するために必要なのはコミュニケーション。向き合うことであり、想像する事。医療者が「待てる姿勢でいること」は非常に有意義な本人の決定を促すためのスキルです。決定をしたがるのは医療者であり、決定していることで楽なのも医療者であることがある。

困難ケースの事例を話し合う中で、多くの学びがありました。それぞれのケースにおいて、患者本位な過程にするのにはどのようにアプローチするのが最善かを話し合い、具体的な解決策を見つけました。この経験は、日常の訪問看護業務においてもこれから大いに役立つと感じました。

信頼できるチームの構築

医療者間のコミュニケーションは非常に重要です。全国から集まった医療者たちと意見を交換し、各々の視点から患者さんにとっての最善のケアを考えることができました。未来の在宅医療をより良くするためには、信頼できるチームを構築し、協力して問題解決に取り組むことが必要です。アドラー心理学でいえばこれこそが共同体感覚を持つことであり、相互信頼・相互尊敬をもって関わる仲間になるということだと実感しました。

信頼関係を築き、共に働くことで、より効果的なケアが提供でき、これは結果的に患者さんや家族の幸せに繋がると確信しました。全国の同じ思いの医療者と出会えたのも今回の勉強会で得た財産です。これから私のところに問い合わせてくる相談者さんに自信をもって紹介できる近くの頼れる在宅チームです。

私が提供している『家族介護の個別相談』では、在宅介護を始めたい人の不安への寄り添いや医療や介護の準備へのお手伝い、医療者とのコミュニケーション相談などにお困りの方が全国から相談に来てくれるので今回出会えた方々に繋げることができたら幸せな介護が広がっっていけると思います。

https://family-care-nurse.com/consultation/

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