「アドラー心理学で見る未来の介護と親子関係」

15年前を振り返って

時代の変化、介護の変化

2009年といえば、今から15年前。当時の私は、3人目の子どもが生まれ、子育ての超ビークな時期を迎えていました。まだコロナ禍の前で、リアルな体験を重視する時代でした。 私は子どもたちと一緒に、動物園や水族館、プール、キャンプなど、あちこちへ出かけていました。特に、自ら感じることを大切にしていたので、遠くの場所にもあえて自転車で移動することも多かったです。 当時、スマホの普及はまだ進んでおらず、親たちは「子どもにいつ携帯を持たせるか?」と話し合っていました。ゲーム機もまだSwitchは発売前で、DSや3DSが流行っていた時代です。公園でゲームをしている子どもたちに親が怒る、そんな光景が当たり前でした。

一方、私の仕事でも、2009年は介護保険が始まって9年目という時期でした。サービスに余裕があり、ヘルパーや看護師、ケアマネージャーが利用者さんに密着したサポートを提供していました。緊急連絡先には何人もの名前が記載され、緊急時にはお互いに助け合うという家族間でのコミュニティ精神が生きていた時代です。

 15年後の今

社会の変化と私自身の環境変化アドラー心理学の重要性 それから15年が経ち、社会は大きく変わりました。コロナ禍を経て、オンラインの利便性が急速に進み、リアルな体験や共有する仲間が減少したように感じます。 2009年に介護を受けていた方々は戦時中の経験者が多かったのに対し、2024年には戦時中はまだ小学生だった方や戦後生まれの方が増えてきました。緊急連絡先に乗る家族は実子。実施の配偶者が連絡先になる人は少なくなってきています。子どもがいない人は兄弟が連絡先にはなるけど、同年代のため駆けつけれる人が少なくなってきています。

子どもたちは学校でiPadを使い、プログラミングの授業が必須科目に。共通テストにもプログラミングが組み込まれる時代となりました。 これだけ社会が変化している中で、昔と同じやり方を続けていくことはリアリティを感にくい。せっかく普遍的に悩みの根本である人間関係の改善に役立つ使用の心理学であるアドラー心理学。特に親子関係や介護の現場では、個人の背景に合わせたアプローチが求められます。 そのため、私はアドラー心理学で新たな講座が大人の人間関係に悩む人たちにいいバイブルとなると思い受講することを決めました。ヒューマンギルドの先鋭講師陣が、現代に合わせた形で開発した【新】講座です。

 

アドラー心理学がもたらす希望

1日目の感想

何よりも感じたこと。それは、「アドラー心理学(個人心理学)は素晴らしい!」ということです。この素晴らしさを多くの人に知ってほしいと強く思いました。

1人で頑張り続けて苦しい人も、寂しくて仕方ない人も、自分自身のほんとの気持ちを見つけたい人も、人と上手く距離を取れずに悩んでいる人も、アドラー心理学を学ぶアドレリアンと話してみてください。 この学問を通じて、誰もがジャッジされることなく、その存在そのものが受け入れられる喜びを感じて欲しいと思います。悩みに共感し、暗闇の中に光を灯してくれるのがアドラー心理学だと思います。安心安全な居場所を作ることができるのが、アドラーを学ぶ仲間です。 この素晴らしい心理学を、どう日常生活に活かすのか? それが、この【新】講座で学べることです。

2日目の感想

2日目に感じたことは講座のライブ感の面白さです。講師陣の各章を伝えるテクニックが1日目を更に超えてくる素晴らしさ。時間配分、受講生全員を巻き込む仕掛けづくり、笑いと積極的な参加が自然と湧き出る講座内容。圧巻でした。あっという間に9:30スタートの講座も17:30を迎え8時間を一瞬と感じる内容でした。

勇気に満ちた会場では、誰もが自分の人生を愛おしく今から続く人生にはシンパイではなく、シンライをすることができると信じられる空気に包まれていて、このままここにいたいと望んだほどでした。

 

未来の介護を見据えて

私は【日本の介護を明るく幸せにする】と9年前から同じことを言い続けています。1人で灯せる灯りは限られているのでアドラーステーションでは勇気づけを在宅介護の現場に使うアドレリアンを随時募集しながら活動しています。

https://adler-station.jimdosite.com/

同じ目的を持ち、それぞれ得意なことで活躍する仲間と介護で悩む人をサポートしていっています。

介護の現場で働き悩みのある人や介護時期に親子関係で悩む人たちに来年にはこの【新講座】を伝えられる人になりたいと思っています。それまでは今まで通りELMで勇気づけを日常に生かすメソッドをお伝えして行きますのでよろしくお願いします。

 

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